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現金主義/発生主義 |
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■現金主義/発生主義とは
現金主義とは、現金が出入りする時点で損益を計算する方法である。
例えば10億円で買い付けた商品が11億円で売れた場合、取引が現金で行なわれれば差引1億円のプラスになる。
その取引の時点で収益が出た、と言う事になる。商店などはこの方法をとっている場合が多いが、一般の企業の場合、大きなお金はその場ではやり取りされない。
代金の回収は2ヵ月後、などということになる。そうすると現金主義ではスムーズに処理できなくなる。
そこで使われるのが発生主義である。
実際に代金が回収される段階ではなく、取引が成立した時点で損益を計算してしまうのである。
この場合帳簿上では利益が出ていることになっているのに、実際には現金が手元にはない、と言う場合がある。 |
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